確定申告も終盤戦。
夜遅くまでがんばっている精鋭部隊。
税理士事務所らしくなってきました。
この時期ならでは、いろいろな問題が出てきます。
皆それぞれ忙しく、それぞれの思いがあります。
今日は電子申告に関連し、特定の担当者に仕事が偏っていることへの対応について、
大変共感できる意見が飛び交いました。
「皆で協力体制を作って取り組むべき・・・」
とてもうれしい発信でした
・・・のですが、残念ながらその後が・・・。
私としては、その協力体制の方途まで、
具体的に提案、実現してもらえればありがたかった。
当然、電子申告責任者と相談協議しながら進めていることですから、
いよいよとなれば、私としても考えているところです。
しかしその前段階での自然発生的解決、
もう一歩の踏み出しを期待したいところです。
考えなくてはいけない体制ということになれば、
もっと深刻なことがあります。
偏りという点では、近年しばしば取り上げておりますが、
ごく数名担当者、良質な関与先を数多く抱え、
いまだ十数件もの確定申告を残し、
夜も眠れないほどのプレッシャーと戦っています。
毎日夜遅くまで、ある者は自宅に持ち帰りがんばっています。
このがんばりが、事務所を大きく支えています。
果たしてこれで良いのでしょうか?
私が入社した頃、確定申告時期ともなれば、
皆全員で毎日夜10時、11時頃まで残業していた時代がありました。
(差し入れの夜食を皆で食べるのが楽しみでした。皆若かったね。)
この姿が良いとは思いませんが、
バブル景気に乗った力強い連帯感がありましたね。
時代が変わり、パソコン時代に突入すると、
分業的作業は少なくなり、自己完結型色濃く。
恒常的に良質な仕事がある者、ない者、明らかな格差が出てきました。
各人年齢を重ね、健康状態もあり・・・。
さらに不景気も手伝えば、この傾向はこれからさらに加速していきます。
それでも心ある一部のもの、
この時期、だまって手伝いをしてくれる姿勢には感謝。
しかし、全体的にはいまひとつふたつ物足りなく・・・。
いやこれはどうしても改善しなければいけない大問題。
必ずや将来を二分する問題となることでしょう。
昔の事務所にあって、今の事務所にないもの。
胸に手をあて、余力がなくても、
「何か手伝う事はないか?」
この言葉だけでも救われるのではないのでしょうか。
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント