何年も務めているベテランの事務員さん。
既に会社の大黒柱である。
あれもこれも一手にまかされて、会計伝票がどうしても後回しになる。
これでは大変、なんとかしてくれと、
期待の矛先は新人社員に向けられるが、何分新人。
ミスは多いは、時間はかかるは、思うようにはやってくれないは、
自分が築き上げたものをぶち壊されてはたまらない。
教えてるひまに自分でやったほうが早いという結論に至る。
ああっ、これではダメだ負の連鎖。
「どうしたものでしょう・・・」
と相談を受けたので、
「発想の転換!相手がどうのこうのという問題じゃない。」
「自分自身を変えられるかどうか、ここが分岐点だね」
「ベテランにとって最も重要な仕事は教育だよ」
と、正に自分自身に言い聞かせるよう。
そう、この手の話は正に自分自身の問題。
自分の培ってきたものを人に渡すことができるか否か、この1点。
「どうしたものでしょう・・・」
葛藤するだけ見どころがあります。
なかなかできることではありませんからね。
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