のど元すぎればなんとやら

また独立行政法人の仕分けが話題となっております。

今朝、この独立行政法人がなぜできたか解説しておりました。

そもそもはイギリスの公務員改革制度(エージェンシー)を手本としたものだそうで・・・。

どこをどう間違うとこうなるのか、

いまや日本の独立行政法人は目の敵(悪の権化)にされています。




当初の理念は、

「民間でできることは民間で」

「採算のとれた効率の良いサービスを」

というものだったらしいのですが、

ぐぐぐ~と捻じ曲げられて、

トップは天下り官僚とすることとしました。
(イギリスのエージェンシーはトップは公募とのこと)

赤字は国が補填することとしました。
(イギリスのエージェンシーは独立採算制とのこと)

いったい何を手本としたのでしょう???

手本としただなんてイギリスに対して失礼な話。

これなら郵政民営化の方がよほどわかりやすい。

小泉さんは頭が良かったのですね~。

ま、怒りはこっちへ置いといて、

現政権の民主党さんもこりゃ大変だ。

ぜひがんばってほしいものです。

「支持率回復の選挙対策だろう」

との声もありますがそれでもいいじゃないですか。

そうそう結果に期待しているわけではありませんが、

改革しようと手をつけることは必ず将来に役立ちます。

改革しようと動いてくれるだけましだと思うのです。

(これが終わったら政治家の定数削減もね。)



総論賛成、各論反対。口先ばかりで何もできず。

自民党はこれで国民に見放なされてしまいました。

のど元過ぎればなんとやらは許されません。





一般企業においても同じこと。

改革、改革と声を張り上げても、

総論賛成、各論何もできずでは話になりません。

言葉にした以上、責任は重いと受け止めています。

何もしなければ確実に衰退していくでしょう。

「まず動くこと」

ひとつずつ着実に実行していきたいと思います。

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