きっかけは、尊敬する社長からの一言でした。
「○○の件どうなりましたでしょうか。
よろしくお願いします、先生。」
・・・・。
これが何か?
と言われそうですが、
ふと思い返せば、この社長・・。
私が税理士となるだいぶ前から、私のことを「先生」と呼び・・、
そして、仕事上の依頼事、連絡事は必ず丁寧な言葉を使います。
私が、税理士となってからは、また格段に丁寧になったような気もします。
この姿勢は一貫しているわけでもなく、
人生の先輩として、物申す時は、一変、先輩としてざっくばらんに接してくれます。
こんなペーペー若造に対して、「です。ます。」なんて・・。
「しっかりやれよ。」ということなのだな・・、人を使うのが上手な人だな。
と、今までは理解していました。
・・・が、これ大きな勘違いでした。
考えてみれば、ビジネスの世界では当り前のことなのですね。
目下の者が、目上の者に敬語を使うのは自然発生的(当たり前)なこと。
ビジネスの世界での丁寧な言葉使いは常識的(当たり前)なこと。
こんな当たり前のことに今頃気付きました。
このようなことを意識し、辺りを見回すと、
さすが所長や先輩などは丁寧。
当たり前のこととしてできています。
振り返れば私が新人の頃から、目下の私に対し、
「○○して下さい。」「これお願いします。」
・・・と。
我が身を振り返れば、
社会に出てすぐは、「です。ます。」
それが、長い時間をかけて、いつのまにか同僚、後輩と接する際、
「はい」が「うん」。「そうですよね」が「そうだよね」に・・・。
それが、親しみやすく、相手に伝わりやすく、
自分らしいんだと正当化させてしまっていたようです。
もちろん、時と場合により、使い分けが必要と思います。
が、しかし、それにしても反省です。大いに反省です。
今思えば、心ある先輩からのアドバイスもこういうことだったのかもしれません。
正に、他人の言葉使いどうこう言える立場ではありませんでした。
「あの山口が、突然どうした?」
と、思われないよう、念のため宣言。
今年は、「丁寧な言葉使い」から始めてみたいと思います。
(・・・少しづつね。・・ブログは別ね。)
よろしくお願いします。
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