カリスマ体育教師、原田隆史さんの常勝教育

今朝なんの気なしにテレビを見ていたら、

カリスマ体育教師、原田隆史さんが紹介されていました。

この方は、体育教師時代に陸上競技において、

教え子を13回も日本一に育て上げたカリスマ教師。

現在は教師をやめ、この常勝教育の論理をビジネスに応用しようと会社を設立。

そのユニークで画期的な論理が、名だたる企業の目にとまり、

研修会などでひっぱりだこになっている様子がテレビに映し出されておりました。

新人社員の研修会では、体育館でバスケット。

バスケなどしたことない人ばかり・・。

てんでバラバラな練習で、シュートなど入るわけがありません。


そこで、原田さん。

50名からの社員を

1.鬼軍曹グループ(ほらやれ、そらやれ、なんでできないんだ。)
2.マザーテレサグループ(よくがんばったね。えらいね。)
3.子供グループ(キャー、キャー、すごい。すごい。)
4.科学者グループ(冷静に分析)
5.内通者グループ(報告・まとめ)

に分け、練習を再開。

すると、30分もしないうちに、

シュートがおもしろいようにポンポン入るようになる。

スポーツを通じて、個の力を集団の力に結びつけることを理解させる研修・・。

ビジネスの世界も同じなんだよ・・・というもの。


ほんのちょっとしたニュースでしたが、

今の私にはとても画期的な映像でした。


他にもリーダーとしての研修や様々な本を出版しているとのことで、

さっそくインターネットで検索して見ました。

う~ん。なかなか惹かれる人物であります。


この手のこと(他人の精神論・教育論・ビジネス本)には、大概興味をしめさない私ですが、

その論理が体育教育を原点としており、集団の力の集結という旬なテーマであることから、

びんびん私のアンテナを刺激したようです。

たまには本を購入して読んでみようかと考えています。


原田さんは、またリーダーとしての資質についても述べていました。

「人格をみがくこと。」

「この人のためならなんとかしてあげたい・・、そんな人間になること。」

・・など。

人間は自分のための努力は当然のこととしてするが、

「人のためになんとかしてあげたい」と考えられるようになったときに、

秘めた力を発揮するものだそうだ。

リーダーとはそういった資質をもっていなければならない。


・・・・・・・・。


身にしみます・・・。



そのためには、直接的努力のみならず、間接的努力がいると・・。

間接的努力・・・・?

例えば「朝一番にきて、社員やお客様のためのトイレ掃除・・」

つきつめれば「奉仕活動」に自らが努めなさい・・・と。


えっ、

「朝一に出社して、毎日会社のトイレ掃除から始めるの?」


・・・・・・・・。


う~ん。さすがにこれは・・・・。

熱い人 にはかないませんね。



それにしてもまず自分。

自分になにができるのか。

「間接的努力」ですか・・。

考えたこともありませんでした。

このように考えてみると、できることは山ほどありますね。

できることから、すぐに実行したいと思います。

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