年金特別便2

昨日我が家の父母のところに年金特別便がきた。
『うえ~、我が家もかよ~。』
と一瞬どきっっとしたが、中身を確認したら記録に間違いないとのこと。ほっ。

どうやら、年度末(3月)、あきらかな間違い対象者に送られたそれと違い、
国民全員への確認通知の類のものらしい。
そういえば昨日お客様から、携帯にそれらしい相談の伝言メモも入っていた。
先週は、企業にも自社の従業員の年金を確認してもらいたい旨の案内もきていた。

『ああっ、テレビで言ってたのこれのことね。』

・・とはいえ、自分の年金記録。この機会にしっかり確認してほしい。

この年金記録の管理、後期高齢者の保険料徴収の大問題。
あきれるばかりであるが、ここまでくると、社会保険庁の職員様、気の毒なような気がします。
上様の失態の余波を最前線で受け止めなくてはいけません。
この不況のさなか、嫌気がさしてやめる職員が後をたたないとも・・。

年金の問題、医療費の問題。確か私が大学時代少子高齢化と年金・医療の問題をテーマにした講義。
20数年も前に、教授が『この仕組みではいずれ破たんします。政府は抜本的改革をしなくてはいけません。』と激説していたのを思い出す。

その抜本的な解決策が、消費税の導入(福祉目的税)だったはず。
若かりし私は、消費税導入もやむを得ないのだな・・、と思ったものです。
平成元年に導入され、現在税率は5%。いったいこれは何だったのでしょうか?

あれから20数年、見え隠れするのが消費税率のアップ。7%とも10%とも・・。
これを言えば必ず落選すると思い、政治家は誰も堂々と口にしません。
これは必ずなされるでしょう。なにせ、歳入と歳出の基本問題なのですから・・。

しかし国民感情から、その前にやるべきことがひとつ。

 『国会議員の削減』

官僚制度の問題、天下りポストの問題、いろいろ不満はありますが、
とにかく『国会議員の削減』です。

国のリーダーとして、まず自らを処しなければダメです。(民間では当たり前です。)
報酬を減額する必要はありません。国民の代表なのですから・・。
小さい利権(票)にしばられ物を言えない国会議員が多すぎると思うのは私だけでしょうか?

日本の総理大臣殿。
『国会議員の大幅削減』と引き換えに『消費税率アップ』して下さいね。

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