つづき。
試合は結局、11-1でやぶれた。僕の後を長老K先生がピシャリとしめた。
放心j状態の中、長老K先生の打たせてとるピッチングがやけに印象に残った。
「ああっ、これが本物のピッチャーなんだ。ボールに魂が入っているんだ。」
そう思った。
帰りの電車・新幹線。新潟までは3時間程。監督、T先生の隣に座った。
3回戦の自分のふがいなさに、ひとことも口を聞くことができなかった。
なめていた。そういえば野球であった。
「周1回、1キロのランニング程度の足腰でピッチャーがつとまるわけなかろ~。」
とにかく、悔しかった。
「うちは、ピッチャーなんだよな~。ある程度のピッチャがいれば勝てるんだよな~。」
「大丈夫。うちのチームは若返りの途中、来年はきっといいチームになる。」
「そうだ、そうだ。来年はがんばるぞ~。」
小耳に入る反省会談義。若手にチャンスを与えようという監督の意図。期待に添うことができなかった自分。くっ悔しいっ。言葉がまったくでなかった。
「カリキュラムを消化するのは受験資格、合格にはそのプラスアルファーがいる。
努力、運、ひらめき、がんばったからといって、必ず合格するわけではない。」
なぜか、税理士受験で教訓となったこのフレーズが頭を駆け巡った。
よ~し。新たな目標ができた。まず、がんばってみよう。41才のこの体を鍛えてみよう。
納得いくまで鍛えて来年はこの大会に参加しよう・・。
新たな決意とともに、衝撃的な1日は終わった。
後日、長老K先生と話をする機会があった。長老K先生は私の親父と同世代である。この秋の野球大会が楽しみで、毎年2月から走り込みを始めるのだという。根っからの野球大好き少年、深く感銘した。
僕も野球小僧のはしくれ。負けちゃいられない。ピッチャーが務まるかどうかは別として、とにかくベストの状態で来年は望みたい。いや、望む。う~ん。今に見ておれ!!
追伸・・、監督・チームメートの皆さん!今年は新潟大会!絶対優勝しましょう!!!
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やまぐち。