このインターネット時代。
買い手は少しでも安く、1円でも安く買い物をしようとする。売り手もこれに対応し、少しでも安く、1円でも安く値入を設定し、勝ち残り競争にしのぎを削る。こうなると資本の強い大企業(大手)の一人勝ちである。・・・いわゆるデフレ現象。こんな世の中となって久しい。
ある方は、
「昔は人にお客がついた。多少値段が高くてもお前のところから仕入れるよ・・・と言ってくれた。信用が商品だった。ところがどうだ、今は猫もしゃくしも見積もり、見積もり、必ず見積もりで競合だ。その上、必死の競合でようやく得た得意先に限って離れるのも早い。せちがない世の中になったものだ。」・・・と嘆く。
確かにこういう風潮に数年間支配されてきた。しかし、人間は学習する生き物。ユーザーも一次方程式論者ばかりではない。トータルメリットという感覚に気づき始めている。
若い経営者はこれらを敏感に察知し、次の一手を打っている。「信用が商品」という昔ながらの商売の心得を見事に踏襲し、日々努力している。たいしたものだなと感心すると同時に、見習わなくてはならないと思う・・・・。今日はそんな1日でした。
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