年金制度は国民の重大関心事。ずさんな社保庁の管理などなにかと世間を騒がせている。
この事件に関連しては、本年の確定申告にも混乱の種をまいた。
注意しなければならないのは下記のような人。
『年金記録の訂正等により、支給もれの年金の一括支払を受けた人』
このような方の公的年金の源泉徴収票が誤っているものがあるのだそうだ。(過年分の年金支払額が19年分に合計されてる源泉徴収票)
国税庁の当面の対応としては、過年度分の誤りだから、過年度に遡って修正申告又は更正の請求をする。源泉徴収票は社保庁に自分で確認して正しいものを発行してもらう。とのこと・・・・・・。
『ふ~ん。道理だよね~。納得』・・などと、納得できるののは、税務行政に携わってる我々だけ。納税者の混乱は避けられません。実際まだこのような方の申告は行っていないが、誤った源泉徴収票をもってる方はお気の毒に・・、としかいいようがない。
この混乱とは別の話ではあるが、公的年金がらみの確定申告には?が多い。公的年金を支給されている大勢のお年寄りの方が確定申告をしなければならない制度。これ自体なんとかならないものだろうか・・。日本人の大半は優秀でまじめであるからなお始末が悪い。はってでも納税義務を果たそうとする大勢の年配の方には申し訳ない気持ちさえする。
公的年金は非課税。これではダメですか??
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