平成19年4月6日、入会式及び1日研修会が行われた。
この入会式及び1日研修会は全国15の各税理士会ごとに、毎月登録申請者がある都度、毎月行われる。1名のこともあれば、数十名のこともあり、例年3月登録は、一番入会者が多い月であるとのことだ。
今回、所属税理士会への入会者は18名であった。時期的に資格試験組が多いのだと思うが、顔ぶれは結構平均年齢が高いように思えた。41才の私でも遜色ない。地方であるので、合格組でも年齢が高いのか・・、妙に納得できた。
また、前段総務部長の挨拶の中で、今回登録組も「補助税理士」が多い(半分以上)と聞かされ、昨今の業界事情なのか・・、これも妙に納得できた。
さて、入会式、午後1時30から行われた。
税理士票・税理士バッチの交付、記念撮影、皆はしゃぐわけでもなく、もの静かに坦々と進行した。はじめて手にした税理士票、税理士バッチに、テンションもあがりぎみであったが、そこは右へならえ・・・、神妙な顔つきで式典を終えた。
次いで、研修会。資料の多さには驚いた。税理士法、各組織の会則・規約、税理士健保の案内、各種保険の案内、はては領収書や税務代理権限書面のひな型まで、新税理士がこれから実質的に業務開始する手引きとなるよう、最低限の資料なのだろうが、すごい量にはとにかく驚いた。
研修会内容は、必要最低限、税理士の使命からはじまり、綱紀観察(これはしてはいけません。)など、身の引き締まる良い内容であったように思う。・・が、4時30分にはあっさり終了解散・・、特にこれといった質問も、雑談会もなし・・。
「あれ?これで社会に放り出されちゃうの・・?右も左もわからない、税理士さんはこれから大変だな~。」 正直なところ、こんな感想だった。
研修会の内容は、職員時代に研修したこと、当たり前のことが多く、改めて気が引き締まる思いがしたという点では有意義な時間であったが、特に目新しい話でもなかった。
ひとつ、関心したことは、税理士会の事務局の対応である。些細な質問でもとても親切に応対してくれる。「○○先生、これはですね~。○○先生、こうなります。」と、慣れない先生扱いにも正直自尊心をくすぐられる。なにせ、会員税理士のための組織である。つかわない手はない。
「税理士業務のことで質問があったら税理士会の事務局に聞くべし。」・・である。
こんな感じで、一生に一度の入会式は終わった。
本日ついに、税理士票と税理士バッチをゲットした。
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